アーセナル冨安　2得点に絡む活躍　チーム3試合ぶりの白星

プレミアリーグ   アーセナル3―0サウサンプトン （ 2021年12月11日    ロンドン ）

アーセナルのDF冨安健洋（AP）
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　アーセナルの日本代表DF冨安健洋（23）がサウサンプトン戦で2得点に絡む活躍を見せた。右サイドバックとして13試合連続の先発を果たした一戦でフル出場し、攻撃面で存在感を発揮。前半21分に自陣からのビルドアップで相手プレスを華麗にかわし、先制点の起点に。同27分にはファーサイドへ右クロスを供給し、そこから追加点が生まれた。

　2連敗中だったチームは3発で快勝し、3試合ぶりの白星を勝ち取った。アルテタ監督は「序盤の15分は少し神経質になり、試合を支配できなかった。その後、リズムをつかんだと思う。我々は本当に、本当に素晴らしいゴール（先制点）を決め、そこから試合をどんどん支配できるようになった。ハーフタイム後も、どんどん前に行くように、そして相手陣内に攻めるように、と話していた。本当にうまくやったと思う。得点以上に多くのチャンスを作り出した。前節は敗れたが、今日のようなパフォーマンスと結果を得ることができて大変喜ばしい」と満足げに話した。

　試合後にはピッチに乱入した少年が冨安の下に駆け寄り、ユニホームをおねだり。冨安はユニホームを脱ぎ、少年にプレゼントする一幕もあった。