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JFL鈴鹿ポイントゲッターズ 元執行役員から計7500万円の金銭要求を受けたと発表 “告発”受け声明

[ 2021年12月12日 19:45 ]

鈴鹿ポイントゲッターズの公式ツイッター

 JFLの鈴鹿ポイントゲッターズが12日、公式サイトに代表取締役の吉田雅一氏の名でリリースを掲載し、元執行役員の塩見大輔氏から5000万円の金銭要求を受けていることを公表した。

 塩見氏は前日11日に自身のツイッターで、クラブ会長から「負け試合」を指示されたと“告発”していたが、鈴鹿はこれを受けて声明を発表。塩見氏から「5,000万円の支払いと代表取締役・吉田雅一の辞任、この2つが実行されない場合、不正を公表する」と要求されたとし、「塩見氏からの金銭要求に関しましては、今回で2度目になります。1度目は、本年7月26日に同様の内容で2,500万円の金銭要求を受けておりました」と明らかにした。

 クラブ側は「塩見氏が指摘するような不正行為は存在しないものと認識」していたというが、7月の金銭要求には応じた。その理由については「塩見氏からの執拗な金銭要求に畏怖を覚えてしまい、また塩見氏が一方的に事実を捻じ曲げて、あたかも弊社に不正が存在するかのような虚偽の情報を拡散することを恐れ、2,500万円を支払い、関係を断ち切るという選択をしてしまいました」と説明した。

 その後11月27日から再度「合計80回以上」に渡る金銭の要求があり、「この合計7,500万円の金銭要求に関しましては、弁護士と共に所轄の鈴鹿警察署に相談済みであり、鈴鹿市・三重県・JFL等関係各所にも一部情報を共有させていただいております」としている。

 クラブ側は塩見氏のツイッターでの“告発”については「塩見氏が指摘するような八百長試合の実行やその他不正行為の事実が認められないことは、弁護士、関係者、その他関係各所への照会により確認済み」とし、この件の対応は「基本的に警察署に一任する」としている。

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2021年12月12日のニュース