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浦和 天皇杯3大会ぶり8度目V王手!2―0でC大阪撃破 19日決勝は大分と激突

[ 2021年12月12日 17:58 ]

天皇杯準決勝   浦和2―0C大阪 ( 2021年12月12日    埼玉 )

<天皇杯準決勝 浦和・C大阪>前半、大久保(20番)の前でゴールを決める浦和・宇賀神(左)(撮影・西海健太郎)
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 男子サッカーの天皇杯準決勝(埼玉)が12日に行われ、3大会ぶり8度目(前身含む)の優勝を目指す浦和は2―0でC大阪を下し決勝進出を決めた。久しぶりに真っ赤に染まった埼玉スタジアムでサポーターからの声援を後押しに前半29分、DF宇賀神友弥(33)が決勝点となる先制ゴールを決め勝利に貢献した。19日(国立)の決勝では初優勝を狙う大分と激突する。

 天皇杯は会場が中立となるが、今回は浦和の本拠・埼玉スタジアムでの開催。コロナ禍では初めて収容人数の上限が撤廃されたことで3万933人が来場。今月4日の横浜―川崎F戦(3万657人)を超え、今季公式戦の最多動員数を記録。会場は代名詞でもある真っ赤なサポーターで埋め尽くされた。

 試合は前半29分、MF明本からのパスを受けた左SBの宇賀神がペナルティーエリア左から右足で低い弾道のシュートを放ち先制点を奪った。

 その後はGK西川の好セーブもありセレッソ攻撃陣を完封。後半44分には途中出場のMF小泉がダメ押しとなる追加点を決め、3大会ぶりの決勝進出。天皇杯は過去、前身の三菱重工時代に4度(浦和としては3度)優勝を飾っており、3大会ぶり8度目のタイトル獲得へ王手をかけた。

 一方、C大阪は今季限りで現役引退するFW大久保が先発出場。前半、何度かゴールを狙う場面もあったが無得点のまま後半19分に途中交代。この試合が現役生活最後の試合となった。

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