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広島土壇場ドローで突破へ望み! ユースから急きょ出場のFW棚田が奮闘

[ 2021年5月5日 18:26 ]

YBCルヴァン杯1次リーグ第5節D組   広島1―1横浜 ( 2021年5月5日    Eスタ )

<広島・横浜>試合終了間際、同点ゴールを決める広島・鮎川(中央)
Photo By 共同

 ルヴァン杯1次リーグ第5節が各地で行われ、D組は広島が土壇場の同点ゴールで横浜に追いつき、1次リーグ突破へ望みをつないだ。

 0―1で迎えた後半アディショナルタイム6分、同30分過ぎから足をつっていたDF藤井智也(22)が左サイドでスルーパスを収め、中へクロス。FW鮎川峻(19)が頭でゴールを割り、突破への希望を残した。

 勲章の鮎川は「(藤井)智也くんが頑張ってサイドを突破してくれたので、ギリギリの部分で自分が合わせることができた。自分にとっても大きなゴールになった。足をつりながら頑張ってアシストしてくれたので“本当にありがとう”と伝えました」と値千金の一発を振り返った。

 負ければ敗退が決まっていた一戦で、ユースに所属する17歳のFW棚田遼が2トップの一角で先発した。城福浩監督(60)は前日朝に起用を決めてユースから急きょ練習に呼び寄せたといい、「彼のことを何と呼ぶか、今日の朝、みんなに通知した」と舞台裏を告白した。

 「このチームはプロのチームだけで紅白戦をやることがずっとできず、この連戦の中で本当に厳しい状況だった。ともすれば彼を起用することで“ルヴァン杯を諦めたのか”と言われる可能性もあった。そのくらい一緒に練習していなかった」と指揮官。それでも棚田は後半15分に交代するまで最前線で気を吐き、「名前の呼び方が分からないユースの選手と戦っても、“それで我々のルヴァン杯を終わらせるわけにはいかない”という選手全員の気持ちが彼をいきいきとプレーさせた」とチームの奮闘を称えた。

 1次リーグ突破の条件は、最終節の仙台戦で勝利し、もう1組の横浜―清水戦で横浜が勝利すること。指揮官は「他力本願ではありますが、可能性がある。ここからミラクルを起こしたい」と力を込めた。

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