川崎F 名古屋に連勝 異例の首位攻防連戦 勝ち点差9に広げ連覇へ独走態勢

[ 2021年5月5日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節最終日   川崎F3―2名古屋 ( 2021年5月4日    等々力 )

<川崎F・名古屋>後半5分、川崎F・山根(右)がゴールを決め喜ぶ(撮影・西海 健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは4日に1試合が行われ、首位の川崎Fがホームで2位の名古屋を3―2で下した。1―0の後半5分に日本代表DF山根視来(27)が今季2ゴール目を決めるなど3点を先行。終盤に2点を返されたが、最後は守備を固めて逃げ切った。ACLの影響で日程変更となり、異例の連戦となった首位攻防戦で2連勝。2位との勝ち点差を9に広げ、王者が早くも連覇へ独走態勢に入った。

 何とか逃げ切った。4月29日の敵地での1戦目を4―0で制して迎えた首位攻防戦の2戦目。この日も後半14分までに3―0とし、楽勝ムードも漂ったが、相手が意地を見せて後半38分には1点差に詰められた。それでも最後はなりふり構わず守備を固めて勝利を呼び込み、鬼木達監督は「(試合の)締め方は自分も反省しないといけない」と課題を口にしつつ「しっかり選手が戦ってくれた」と喜びをかみしめた。

 役者がきっちり仕事をこなした。1―0の後半5分、三笘が得意のドリブルで左サイドを突破。倒れ込みながら左足でクロスを送ると、ニアに走り込んだのが山根だ。最後は滑り込みながらも右足で合わせた。サイドバックながら、FWのような動きで前線に飛び込むプレーが山根の真骨頂。3月に日本代表に初招集され、同25日の韓国戦でデビュー弾をマークした背番号13は「サッカーをやっている以上、得点で目立ちたい」と、大一番での貴重な一発を満足げに振り返った。

 らしくないシーンもあった。指揮官は後半18分に腰痛を抱えるFWレアンドロ・ダミアン、第1戦でフル出場した家長を途中交代。攻撃の軸が2枚ピッチを去ったことでチームに守りの意識が働いたのか、立て続けに失点。1点差まで詰め寄られ、三笘も「3点取った後にチームとしてどういう形でやっていくかの意思統一ができなかった」と課題を口にした。

 それでもライバル相手にきっちり2連勝を飾り、これで2位との差は9に。開幕からの不敗も14に伸ばし、連覇へ向け盤石の状態だ。

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