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12戦21失点のFC東京 堅守再建へ手応えの無失点 長谷川監督「いいシミュレーションに」

[ 2021年5月5日 17:53 ]

YBCルヴァン杯1次リーグ第5節B組   神戸0―0FC東京 ( 2021年5月5日    ノエスタ )

<神戸・FC東京>前半、戦況を見つめるFC東京・長谷川監督(撮影・坂田 高浩)
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 すでに1次リーグ突破を決めているFC東京は敵地で神戸と0―0で引き分けた。3勝2分けの勝ち点11で首位通過が決定。次節は19日にホームで大分と対戦する。

 堅守の再構築が一つのテーマだった。ルヴァン杯では4月28日の徳島戦でプレーオフステージ進出を決めたものの、リーグ戦では4連敗中。12試合で21失点を喫しており、リーグ2位となった19年の29失点(34試合)に半分以下の試合で迫る勢いだ。

 そんな中、「いろいろ試せる状況」で迎えた神戸戦だった。長谷川健太監督(55)は「少し淡泊な試合が多かった。粘り強い、良いときのFC東京のサッカーを取り戻そうと試合に入った」と振り返る。この試合ではアンカーを起用する4―3―3ではなく、中盤の底を2ボランチで形成。最後まで集中力を切らさずに堅いブロックを形成して対応し、9日のリーグ鹿島戦に向けて「いいシミュレーションになった」と手応えを口にした。

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2021年5月5日のニュース