スーパーリーグが合意発表から48時間で崩壊危機 プレミア6チームが離脱へ

[ 2021年4月21日 08:17 ]

 Rマドリードやユベントス、マンチェスターUなど12欧州有力クラブが合意したスーパーリーグ(SL)が発表から48時間で崩壊危機を迎えた。イングランド・プレミアリーグの6クラブがSL構想から離脱すると英メディアが20日に報じた。

 18日に創設合意が発表されたSLには国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)などサッカー界にとどまらず、サポーターなど世論も猛反発。FIFAやUEFAが今季の欧州CLや今夏の欧州選手権、来年のW杯など公式大会からのSL参加チームや選手の除外に動く中、20日に行われたUEFA総会でチェフェリン会長がイングランド6クラブのオーナーに「あなたたちは大きな間違いを犯したが、まだ考え直す時間はある」と翻意を促した。一方でFIFAのインファンティノ会長は「FIFAやUEFAからの離脱を意味するSL創設は認めない。我が道を進みたければ自分たちの選択に責任を持つべき」と突き放し、対応次第では対決姿勢をさらに強める構えを示していた。

 政界からもジョンソン英首相やフランスのマクロン大統領に続き、ダウデン英スポーツ相が「阻止に全力を尽くす」、フランスのボーヌ欧州問題担当相も「断固とした措置を取るべき」とUEFAに呼び掛けるなど騒動はスポーツの枠を超えた社会問題に発展。イングランド協会総裁のウィリアム英王子も「我々が愛するゲームを損なうリスクがある」と懸念を表明していた。

 その中でSL参加に最後に合意したと伝えられていたマンチェスターCはジョゼップ・グアルディオラ監督が「成功が保証されているスポーツはスポーツではない」と不支持を表明。創設メンバー15クラブが入れ替えなしに参加を続け、高額の放送権収入を独占し続けるSLへの嫌悪感を示していた中でクラブとして真っ先に離脱を公表し、マンチェスターU、アーセナル、トットナム、リバプールも続いた。チェルシーも離脱に動き、発表の見通しが伝えられている。

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2021年4月21日のニュース