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風間八宏氏 C大阪スポーツクラブの技術委員長就任へ「仕組み作りと指導者技能向上を」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

C大阪スポーツクラブの技術委員長に就任することが決まった風間八宏氏

 C大阪は1日、育成や普及などのアカデミー組織を束ねるスポーツクラブの技術委員長に、元日本代表の風間八宏氏(59)が就任すると発表した。新たに創設されたポストで、契約は来年1月1日から。風間氏はクラブを通じ「選手育成はセレッソのみならず世界中のサッカー界の大きなテーマであり、そのために大切なことは仕組み作りと指導者技能の向上だと考えています。みんなと一つになり目的を明確にして環境を整えていきます」などとコメントした。

 桐蔭横浜大や筑波大、川崎Fや名古屋でも監督を務めた同氏。若年層の指導にも精通しており「風間メソッド」と呼ばれる育成理論には定評がある。一方、柿谷曜一朗や山口蛍、南野拓実ら多くのプロを輩出してきたのがC大阪。育成型クラブとして今後も世界に通じる人材を育てていくため、風間氏の招へいに至った。高校生以下の年代だけでなく、指導者の育成も期待される同氏は、2日にオンラインで取材に応じる。

 ◆風間 八宏(かざま・やひろ)1961年(昭36)10月16日生まれ、静岡県出身の59歳。清水商、筑波大を経てドイツのクラブや広島などに所属し、日本代表でもプレー。現役引退後は桐蔭横浜大や筑波大、川崎F、名古屋の監督を歴任。現在はなでしこチャレンジリーグの静岡SSUアスレジーナのテクニカルアドバイザーを務める。

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2020年12月2日のニュース