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マラドーナ氏への黙とう拒否した女子選手 殺害予告受ける

[ 2020年12月2日 05:30 ]

 スペイン女子3部ビアヘス・インテリアスのMFパウラ・ダペーニャ(24)は11月30日、元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏にささげる黙とうを拒否したため、殺害予告を受けたことを明かした。同28日の試合前、ピッチに立った選手でただ1人、反対方向を向いて座り込んだダペーニャは「死の脅迫を受けた。何人かのチームメートも」と語った。

 ダペーニャは自らの行為に関して「家庭内暴力の加害者に黙とうをささげる気はなかった」と説明。14年に交際女性へのDV疑惑が報じられたマラドーナ氏が亡くなった同25日は、くしくも「女性に対する暴力撤廃の国際デー」だった。同氏を「とてつもない選手だったけど人間としては問題が多かった」と評したダペーニャの行動を支持する声もSNSで広がっている。

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2020年12月2日のニュース