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神戸 ACL・G組1位通過決定 MFイニエスタ、優勝へ「チャンスある」全試合出場へ意欲

[ 2020年12月2日 05:30 ]

オンラインで報道陣の質問に応じるイニエスタ(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)がアジアNo・1へ向けてフル回転を約束した。カタールで集中開催されているACLに出場中で、1日に報道陣のオンライン取材に対応。4日の1次リーグ水原戦から10日間で4試合を戦う過密日程ながら、全試合出場へ意欲を示した。また、この日の広州恒大―水原戦が1―1に終わり、G組の1位通過が決まった。

 クラブの悲願を成し遂げるため、イニエスタがピッチに立ち続ける。カタールで集中開催されているACLを戦う中、宿泊するホテルで報道陣のオンライン取材に対応。超がつく過密日程を前に、全試合出場への強い意欲を口にした。

 「もちろん(全ての試合で)プレーしたい気持ちはある。きついスケジュールには違いないが、今季の自分自身のコンディションは凄く良かった。出られる試合はプレーしたいと思うし、そのためのケアや練習、準備はしているよ」

 順調に勝ち進めば、4日の水原戦から準決勝まで10日間で4試合が組まれている。ただ、36歳という年齢でもイニエスタに不安はない。過密日程を強いられた今季のリーグ戦では、中2日や中3日の連戦にも難なく対応。それが自信の裏付けとなっている。

 「チームとして今季は良い結果を残せなかったけど、個人のコンディションとしては良い感覚だった。(優勝の)チャンスはあるしそのクオリティーも(チームに)ある」

 直近のリーグ戦は5連敗を喫したが、ACL再開後初戦の広州恒大戦では、自身の1得点1アシストの活躍もあり、3―1で勝利した。これでチームは早々に決勝トーナメント進出を決めた。

 不振に陥ったリーグ戦は、もう過去の話。主将として、チームメートには「高みを目指すための選手やクオリティーが神戸にはそろっている」「横浜と東京以外は神戸のスタイルを知らない。そこも生かしていくべき」などと語りかけているという。あふれるモチベーションを胸に、頂点まで一気に駆け上がる。

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2020年12月2日のニュース