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酒井高徳 リーグ再開見据え誓った「サッカーでの恩返し」と「リスク管理」

[ 2020年5月27日 11:59 ]

オンライン上で報道陣の取材に応じる酒井

 神戸の元日本代表DF酒井高徳(29)が27日、神戸市西区での練習後にオンラインで取材に応じ「サッカーでの恩返し」「リスク管理」を誓った。3月30日に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことから、その後に兵庫県内の医療機関に入院し、4月25日に退院したことが報告された。

 今月25日から約2カ月ぶりに再開された練習では、グループトレーニングで元気な姿を披露。「健康で病院を出られたこと。医療関係者の皆さまに感謝していることです」と語った背番号24は、リーグ再開への思い、そして不安などを問われ、次のように語った。

 「選手個人としては、少しでも早く試合が始まって、元気のなかった日本や世界中のみんなにサッカーで少しでも恩返しできれば。自分も入院期間だったり、今でもたくさんの方々から励ましが入るので。自分の元気な姿、活躍している姿を見せて恩返しをしたい」

 「再開に向けての不安はみんなと思っているものと変わらず、感染のリスクが誰にでもあるというところ。抗体を持っている、持っていないなど話題にはなっているけど、感染者で再陽性になる方もいるという情報も入っている。自分としても安心できる状況ではない。自分が経験してきたことも含めて、リスク管理をしっかりやりたい。感染管理をみんなと同じようにやりたい」

 再びピッチで試合をする日を目指し、これまでと変わらず細心の注意を払いながら徐々にコンディションを上げていく。

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2020年5月27日のニュース