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ルヴァン杯MVPの川崎F・新井がJ2千葉に電撃移籍!「家族にお父さんのカッコいい姿を」

[ 2019年12月13日 17:10 ]

ルヴァン杯の札幌戦、PK戦でシュートを止め喜びを爆発させるGK新井章太(中央)
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 J1の川崎Fは13日、GK新井章太(31)がJ2千葉に完全移籍することが決まったと発表した。

 埼玉県秩父市出身の新井は国士館大から2011年にJ2東京V入り。Jリーグデビューできないまま翌2012年限りで契約満了となり東京Vを退団すると、2013年には川崎F入り。2015年にJデビューを果たすと、ここまでJ1リーグ通算41試合に出場。これまで主に第2GKだったが、今年のYBCルヴァン杯決勝ではPKを立て続けに決めてチームの優勝に貢献し、最優秀選手(MVP)に選ばれていた。

 新井は川崎Fを通じて「自分の人生において、7年間という最も濃い時間を川崎フロンターレで過ごしてきました。僕がデビューしたのも、結婚したのも、家族を持てたのも、すべてがフロンターレでした。フロンターレではリーグ初優勝も経験でき、リーグ連覇やルヴァンカップ初優勝、そしてMVPと素晴らしい経験をさせていただきました。だけど僕の中で一番嬉しかったことはずっと変わりません。川崎フロンターレに入れたことです。僕をあの時、拾ってくれてここまで育ててくれたこのチームを自ら離れるなんて思ってもいませんでした。だけど何もない状態の僕にここまで自信を持たせてくれたからこそ、今回新しいチャレンジができると思っています。今はもう1人じゃない。家族という僕を後押ししてくれる存在がいます。その家族にお父さんのカッコいい姿を見せていきたい。フロンターレではなかなか見せられなかったからこそ今以上に頑張ってチャレンジしていきたい。その決心で移籍を決めました。川崎フロンターレはたくさんの人を幸せにしてくれるクラブです。チームもスタッフも応援してくれるサポーターの皆さん、そしてフロンターレに関わるすべての皆さん、これからも1人でも多くの人に幸せをプレゼントしていってください。本当にありがとうございました」とコメントしている。

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2019年12月13日のニュース