田中碧 宝刀ミドル一直線 Jベストヤング21歳がアジアでも輝き放つ!

[ 2019年12月13日 05:30 ]

E―1選手権第2戦   日本―香港 ( 2019年12月14日    釜山九徳 )

日本代表試合形式練習で相手陣内に攻め込む田中碧(右)(撮影・大塚 徹)
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 E―1選手権に参加中の男子日本代表は12日、14日の第2戦香港戦に向けて調整した。初戦の中国戦からメンバーを大幅に入れ替えることが予想される中、初出場を目指すJリーグベストヤングプレーヤーに輝いたMF田中碧(21)は、ミドルでの得点奪取を視界に入れた。女子のなでしこジャパンも同日の第2戦中国戦に向け、11日の台湾戦に出場したメンバーらを除く11人が調整した。

 波に乗るMFが、機を見て伝家の宝刀を抜く。香港戦を見据え、3―4―2―1で行われたフォーメーション練習。中盤でこぼれたボールを、ボランチに入った田中碧は何度も豪快にゴールに打ち込んだ。「チャンスがあれば打っていければいい」。ミドルシュートの意識を問われると、そう言い切った。

 東京五輪世代の国際試合でのゴールは、10月のブラジル戦を最後に生まれていない。そのブラジル戦でミドルを2発決めて金星に導いたのが、田中碧だった。本人は「ミドルシュートは打たない派。自分でもびっくりするくらい、いいシュートがいってしまった」と驚いたが、森保監督に代わって指揮を執った横内コーチは「もともと僕は碧は持っていると思っていましたね」と、初招集した6月のトゥーロン国際大会から才能を見抜いていたことを明かした。

 FIFAランク139位の香港。引いて守る相手には中距離からのシュートが有効となる。ボランチの相棒には同じ川崎Fの大島が浮上。「連係の部分は分かり合えることがたくさんある」という先輩と、中央はもちろん、サイドも効果的に使い分けながら崩していく。

 8日にはJリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞した。反響は「凄かったっすね」。川崎Fの先輩、MF中村からは「調子に乗るなよ」と愛あるメッセージが届いたという。東京五輪まで残り7カ月。一直線のシュートで、ゴールも森保監督の心も射抜く。

 《初戦中国戦から大幅入れ替えも》初戦の中国戦から中3日で迎える香港戦で、大幅にメンバーを入れ替える可能性が出てきた。この日のフォーメーション練習では、中国戦で先発を外れた選手で3―4―2―1の布陣を形成。ポジション取りやボールの動かし方、サイドからのクロスなどを確認した。1トップの小川、右ウイングバックに入った相馬は居残りでシュート練習。主力組は軽めの調整だった。

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