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神戸・ポドルスキ 天皇杯準決勝へ警鐘「次に全てを注げば、必ず1月1日は来る」

[ 2019年12月13日 16:45 ]

練習前に必勝祈願を行う神戸の選手たち
Photo By スポニチ

 5日間のオフが明けた神戸が13日、天皇杯準決勝・清水戦(ノエスタ)へ向けて再始動した。練習前にはクラブ初タイトルとなる天皇杯優勝を願い、ノエスタで必勝祈願。公開練習では右足骨折の元スペイン代表MFイニエスタも別メニュー調整ながら、シャトルランやシュート練習で汗を流した。

 イニエスタと同じく別メニュー調整となったのは、リーグ最終戦・磐田戦ではハットトリックをした元ドイツ代表FWポドルスキだった。臀部(でんぶ)付近に違和感があった模様だが「戦うモードに少しずつなっている。コンディションは全体的に良い」とニヤリ。そして「カップ戦はリーグ戦とは違う。落とし穴がある。自分たちのサッカーをするだけではなく、前に行くメンタリティーが大事になる」と強調した。

 また06年W杯で優勝を成し遂げたストライカーは、チーム内外にまん延する“緩さ”を感知。「まだオレたちは準決勝に勝っていない。選手、スタッフを含めて周りが1月1日のことを考えている。次に勝たないと、そこにはたどり着けない。準決勝にフォーカスすべき。次に全てを注げば、必ず1月1日は来る。勝ってから考えよう」。まずは目の前の1戦だけに集中する必要性を説いた。

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2019年12月13日のニュース