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森保J、E―1選手権初戦で中国に勝利 武蔵初ゴールで先制 2点目はG大阪ホットライン、三浦も初弾

[ 2019年12月10日 21:20 ]

E―1選手権   日本2―1中国 ( 2019年12月10日    韓国・釜山九徳 )

<中国・日本>前半、先制ゴールを決めた鈴木は仲間に祝福される(撮影・大塚 徹)
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 東アジア王者を決めるE―1選手権は10日、韓国・釜山で開幕し、森保一監督(51)率いる男子日本代表は初戦で中国と対戦。3―4―2―1システムのシャドーの位置で先発したMF鈴木武蔵(25=札幌)の代表初ゴールで前半29分に先制すると、後半25分にはDF三浦弦太(24=G大阪)の代表初ゴールで追加点を挙げて2―1で勝ち、白星スタートを切った。

 FIFAランキングは日本の28位に対し、中国は75位。国内組だけで今大会に臨む日本は6月以来半年ぶりに3バックを採用し、代表初招集となった11選手のうちDF橋岡大樹(20=浦和)、MF森島司(22=広島)、MF遠藤渓太(22=横浜)の3人がデビュー戦でいきなり先発メンバーに名を連ねてキックオフを迎えた。

 そして迎えた前半29分、左サイドの崩しから抜け出した森島がペナルティーエリア内から低い弾道のクロスを送り、ここに飛び込んだ鈴木がワンタッチで決めて先制。鈴木は代表6戦目にして待望の初ゴールとなった。

 直後の31分には右サイドでロングボールを受けようとした橋岡が、足を大きく振り上げた左サイドバックのDFジャンジーポンに後頭部付近を蹴られて倒れるヒヤリとするシーンも。森保監督が抗議するも一発退場とはならずイエローカードで処理されたが、橋岡も起き上がってそれ以上の騒動にはならず。前半を1―0で折り返した。

 後半25分には、MF井手口陽介(23=G大阪)がキッカーを務めた右CKをG大阪のチームメートでもある三浦が頭で叩きつけ、ワンバウンドしてゴール左隅に突き刺し追加点。三浦の9試合目での代表初ゴールでリードを広げると、終盤に1点を返されたものの、2―1で逃げ切った。

 男子日本代表は14日の第2戦で香港(FIFAランク139位)、18日の第3戦では韓国(同41位)と対戦。また、高倉麻子監督(51)率いる女子日本代表「なでしこジャパン」は11日の初戦で台湾と対戦する。

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