FC東京・田川 奇跡の逆転Vへ“3%の壁”破る「点取ることだけ意識」

[ 2019年12月7日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   FC東京-横浜 ( 2019年12月7日    日産ス )

前節の浦和戦で優勝へ望みをつなぐ同点ゴールを決め喜ぶ田川
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 J1最終節は7日に9試合が各地で行われる。4点差以上での勝利が逆転Vの条件となるFC東京は、代表に初選出されたFW田川亨介(20)が救世主となる。

 チームを救う一撃で、日本代表FW田川が再びヒーローになる。「やることは一つ。点を取ることだけを意識してプレーしたい」。チーム最多14得点をマークするブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラは、右膝の負傷で欠場濃厚。絶対的なストライカーが不在の中、田川は「どんどん前からいくしかない。アグレッシブに戦いたい」と奇跡の逆転Vへ力を込めた。

 前節11月30日の浦和戦では前半42分に途中出場。2トップの一角に入り、救世主となった。負ければ悲願のリーグ制覇の可能性が完全に消滅するピンチだったが、0―1で迎えた後半24分に利き足の左足でゴールネットに突き刺し、最終節まで望みをつないだ。

 プライドを懸けた一戦に、クラブも総力戦で臨む。ベンチ外メンバーに加えて、全スタッフ総勢50人も横浜に集結予定。会場にはFC東京のサポーター約9000人が入場すると予想されており、アウェー8連戦でともに戦った青赤フラッグ3000本を貸し出す準備も整えた。

 1位と2位の直接対決で優勝が決まるのは06年の浦和―G大阪(浦和が優勝)以来、13年ぶり。日本代表に初選出されたシンデレラボーイが、最高のフィナーレに導く。

 ◆今季J1第33節までの全297試合のうち、4点差以上ついた試合は15試合。出現率は約5%で、片方のチームの勝率はその半分になる。ただし内訳はアウェーが10勝で、ホーム5勝の2倍。アウェーチームの4点差以上の勝率は297分の10で、約3%となる。FC東京は“3%の壁”に挑む。

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