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川崎F中村憲剛 左膝前十字じん帯損傷で長期離脱へ、2日広島戦で負傷「戻れる姿見せたい」

[ 2019年11月3日 13:47 ]

<川崎F・広島>後半、接触プレーで負傷し、途中交代する川崎F・中村(撮影・大塚 徹)
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 川崎Fの元日本代表MF中村憲剛(39)が、左膝前十字じん帯損傷で長期離脱を余儀なくされることになった。2―1で勝利した2日の広島戦で後半21分に相手選手と激突し強打。即座にプレー続行不能のサインを出し、そのまま担架で運ばれピッチを後にした。試合後は川崎市内の病院で検査を行い、一夜明けたこの日、自身のツイッターを更新し「昨日の試合後に診断を受けました。前十字じん帯損傷でした」と報告した。

 この日はクラブハウスで報道陣にも対応。「手術することになると思います」と明かし、「落ち込んではいますけど」と前置きした上で「しようがないという気持ち。言い方は悪いかもしれませんが、シーズン始めで大半を棒に振るタイミングではない。不幸中の幸いだと思います」と前向きに語った。

 来季の開幕はもちろん、しばらくは離脱を強いられることになるが「これも意味があるんだと思います、この年齢で。しっかり戻れる姿を見せたい。今は復帰するときのイメージを持って日々過ごしたい」と不屈の闘志をのぞかせた。

 今シーズン残り4試合。司令塔の中村抜きで戦うチームメートに対しては、5日に中2日で敵地での浦和戦が控えるとあって「残り4試合。まだ諦める数字ではない。次の浦和に勝てば、(勝ち点差を)縮めて鹿島戦(9日)にいける。みんなを信じて日々過ごしたい」と、逆転でのリーグ3連覇達成をチームメートに託した。

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