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15位・鳥栖 残留へ痛い敗戦…次戦は17位・松本との“大一番”に

[ 2019年11月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第30節   鳥栖1-2横浜 ( 2019年11月2日    駅スタ )

横浜に敗れ、引き揚げる豊田(中央)ら鳥栖イレブン
Photo By 共同

 15位の鳥栖はホームで3位の横浜と対戦。前半に2失点を許し、後半23分にMF原川力(26)のゴールで1点差に迫るも追加点を奪えず、残留に向けて痛い敗戦を喫した。17位以下が自動降格となるJ1。次戦は10日、ホームに勝ち点2差で17位の松本を迎える。残留を懸けた負けられない戦いとなる。

 残留に近付く勝ち点獲得へ最後まで同点ゴールを狙い続けたが、あと1点が遠かった。ゲームを終えた金明輝(キム・ミョンヒ)監督は「最初に点を取られゲームプランが崩れた。決定機の数はあったが後は質。結果は妥当」と唇をかんだ。

 エースFW金崎を出場停止で欠く厳しい布陣。前半に喫した2点を追う苦しい展開にも、後半は攻撃のギアを上げ、同23分には原川のゴールが生まれた。DF金井のパスをFW金森がうまくスルーしたところを、冷静に右足で流し込んだ。「得点はチームで取った1点」と連係に胸を張った。だがこの試合を含め今季残り5試合で激しい残留争いを繰り広げる中、勝ち点を積み上げることができず「今日は最低でも引き分けに持っていかないといけなかった」と悔しさをにじませた。

 次戦は残留をかけた松本との決戦が待ちうける。「次で決まる。気負いすぎてもダメだが、まず勝つこと。勝てるようにしたい」。負けが許されないゲームへ強い決意を口にした。

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2019年11月3日のニュース