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マジョルカ またも勝てず…先制されると7戦全敗、久保は5戦ぶり先発も“低迷”チーム救えず

[ 2019年11月3日 22:32 ]

マジョルカの日本代表MF久保建英(C)SAFELOCK Entertainment
Photo By 提供写真

 サッカーのスペイン1部リーガ・エスパニョーラ第12節は3日、各地で行われ、日本代表MF久保建英(18)が所属するマジョルカが敵地でバジャドリードと対戦。前半40分にセットプレーから先制を許すと、後半5分にはPKから失点。枠内シュート1本のみとまともな反撃ができないまま、終了間際にも失点し0-3で完敗。久保はリーグ戦5試合ぶりの先発を飾るも“見せ場”を作れず後半23分に途中交代となった。

 9月29日のアラベス戦以来となる先発となった久保は4-1-4-1の右MFに入ってプレー。右サイドに張るだけではなく、逆サイドにも顔を出すなど積極的にボールに絡んだ。しかし前半40分、右CKからMFホアキン・フェルナンデスに頭で決められ先制を許す。

 0-1で後半へ折り返すと、開始5分で痛恨のミスから失点。今季初先発のGKファブリシオとDFライロの意思疎通が出来ず。相手ゴールキックがそのまま後方へと流れ、ライロが頭でバックパスしたボールがGKに当たってこぼれ球となり、慌てたGKがエリア内で相手FWエナス・ユナルを倒してしまいPKを献上。これをエナス・ユナルに決められ2失点。アディッショナルタイムにはFWサンドロ・ラミレスにも決められ試合終了。今季開幕から敵地5戦全敗と低迷するチームを象徴するような内容だった。

 久保は前半26分に右足、後半2分には左足で強引にシュートを放つも枠内には飛ばせず。後半9分には右サイドから相手DFと対峙しながら鋭いグラウンダーのクロスを入れるも味方と合わず。同14分には不用意なバックパスを相手に奪われ、カウンターを受けて大ピンチを招く場面もあった。

 マジョルカはこれで今季、先制されると7戦7敗。また敵地も5戦全敗と“苦手”としており、スペイン1部開幕から敵地で勝ち星のない唯一のクラブとなっている。

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2019年11月3日のニュース