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星稜 延長の末決勝で涙 総監督が職務停止で超異例の取材規制も…河合監督、騒動の影響「全然ないです」

[ 2019年11月3日 15:43 ]

県大会決勝で鵬学園に敗れ、倒れ込む星稜の選手たち
Photo By スポニチ

 厳戒態勢が敷かれる中、総監督不在の星稜が決勝で敗れた。全国高校サッカー選手権石川県大会決勝が3日、金沢市の西部緑地公園陸上競技場で行われ、星稜は延長戦の末に鵬学園に1―2で敗戦。3大会連続29度目の全国大会出場はならず、選手たちは泣き崩れた。

 14年度には監督として全国制覇を果たした河崎護総監督(60)が、部員に対して「あほ」などと暴言を吐いたり暴力を振るったと指摘されたことから、副校長の職務も含め25日から一時停止となっている。

 その状況下で、試合前には石川県高体連サッカー専門部から報道陣に「取材について」と書かれた紙が渡された。「取材できるのは、選手、チームスタッフのみ」「取材内容は、サッカーの試合に関することのみ」などと記され、超異例の取材規制が敷かれた。

 前半5分に先制するも、後半10分に追いつかれ、延長後半8分に決勝点を献上。試合後、騒動の影響を問われた河合信幸監督は「それは全然ないです」と答えた。また、試合後の選手への取材はチームの意向によりNGとなった。

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2019年11月3日のニュース