久保　5試合ぶりに先発もリーグ初得点はまたもお預け　得点に絡めず途中交代

スペイン1部リーグ・第12節   バリャドリード3―0マジョルカ （ 2019年11月3日    バリャドリード ）

マジョルカの日本代表MF久保建英（C）SAFELOCK　Entertainment
Photo By 提供写真

　スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英（18）が3日、アウェーのバリャドリード戦で5試合ぶりに先発出場したが、得点に絡めないまま後半23分に退いた。

　10月31日の前節オサスナ戦はベンチで出番がなく、デビューからの連続出場が8試合でストップ。中2日で迎えたバリャドリード戦は9月29日のアラベス戦以来、5試合ぶりにスタメンに抜てきされた。

　ポジションは4―1―4―1の右MF。攻撃では前戦で幅広く動き、前半26分には流れていた左サイドから切り込み右足でシュート。後半2分には右サイドから切り込んで強引に左でシュートを放ったが、相手選手にブロックされた。後半14分には不用意なバックパスを相手に奪われ、カウンターを受けて大ピンチを招く場面もあった。

　スタンドではシーズン開幕前に久保獲得を熱望したと伝えられたバリャドリードのロナウド・オーナー（元ブラジル代表FW）も観戦していたが、持ち味を発揮できないまま0―2の後半23分に交代。リーグ初得点はまたもお預けとなった。

　チームは0―3で完敗し、3戦勝ちなしとなった。