日テレ　なでしこリーグ史上初5連覇!ラグビーNZ「ハカ」で団結

なでしこリーグ史上初の5連覇を果たし、喜ぶ日テレイレブン
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　なでしこリーグ最終節5試合が各地で行われ、敵地でマイナビ仙台と対戦した日テレは4―0で勝利を収めて史上初の5連覇となる17回目のリーグ優勝を決めた。FW小林里歌子（22）がハットトリックを達成。2位の浦和に22点の大差をつける18試合59得点の攻撃力を誇る女王が、リーグ杯と合わせて今季2冠を達成した。

　日本代表11人を擁する日テレが偉業を成し遂げた。前夜にラグビーのニュージーランド代表の「ハカ」を全員で舞い士気を高めて奪ったタイトル。セレモニーでは妊娠中の岩清水ら不在の選手のユニホームも掲げられた。小林は「史上初という重みを感じる」と笑った。

　5連覇への最大の壁は人繰りだった。この日もU―19代表活動とケガ人の影響でベンチ入りは最大18人のところ異例の15人。ただ複数位置をこなす柔軟性を身に付けてきた選手たちは強かった。攻めあぐねた前半30分すぎに3トップを総シャッフル。小林が43分に先制すると、後半も3得点を積み重ねた。今後は初開催のアジアクラブ選手権（韓国）、2年連続国内3冠を懸けた皇后杯に臨む。