傷だらけ…“ガラスのネイマール”13年欧州移籍以降16度目ケガ 高額移籍金に見合う結果残せず

[ 2019年10月15日 09:38 ]

ナイジェリア戦で競り合うブラジル代表FWネイマール(右)(AP)
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 ブラジル代表のエース、FWネイマール(27=パリSG)がまたまた負傷した。13日、シンガポールで行われた国際親善試合ナイジェリア戦に先発出場したが、左太腿裏を痛めて前半12分に交代。今年に入ってから3度目、13年に欧州に移籍してから通算16度目となるケガで、“ガラスのエース”は度重なる故障に苦しんでいる。

 ブラジル代表101戦目を迎えた背番号10がわずか12分で消えた。2トップの一角で先発したネイマールはドリブルを仕掛けた直後に自ら申し出て交代。小走りでピッチから出た後に左太腿裏を触り、代表広報は「違和感があった」と説明。チチ監督は「(ケガの兆候は)全くなかった。(兆候があってプレーさせれば)私は無責任で無能だ」と突然のケガだったと説明した。

 クラブで検査を受けることになったが、スペイン紙マルカは筋肉系のケガであることが濃厚で18日のニース戦と22日の欧州CLクラブ・ブリュージュ戦を欠場する可能性を報道。同紙が強調したのは元ブラジル代表FWロナウド、元オランダ代表FWロッベンらと同様に「負傷地獄」に陥っていることだ。

 1月に右中足骨骨折、6月に右足首じん帯損傷でそれぞれ約3カ月も長期離脱しており、これで今年3度目のケガ。厳しくマークされ、削られるのがエースの宿命とはいえ、マルカ紙によると主なケガは通算16度目で両足首、両中足骨、両太腿、股関節、腰椎などケガのデパート状態だ。

 17年にはバルセロナからパリSGへ移籍したが、史上最高の移籍金2億2200万ユーロ(当時約291億円)に見合う結果は残せていない。公式戦出場はバルセロナ時代の14~15年の51試合をピークに昨季は28試合まで減少。女性問題などピッチ外のトラブルも多く、ファンからブーイングを受けるなど評価はガタ落ち。今夏パリSGは放出を試みたが、バルセロナ、Rマドリードなどから色よいオファーは届かなかった。

 メッシ、C・ロナウドに続くバロンドール(世界最優秀選手)最有力候補と言われたのはもはや過去の話。7月にインタビューで「自分はスーパーヒーローじゃない」と語っていたが、このままならヒーローにもなれずに消えかねない。

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