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ビジャJ初ゴール!トーレスと元無敵艦隊FW対決 神戸今季初勝利導いた

[ 2019年3月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第2節   神戸1―0鳥栖 ( 2019年3月2日    ノエスタ )

<神戸・鳥栖>後半9分、先制点を決め喜ぶ神戸・ビジャ(撮影・後藤 大輝)
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 神戸はホームで鳥栖と対戦し、元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)の移籍後初得点で今季初勝利を挙げた。後半9分、相手のミスを見逃さず、右足一閃(いっせん)。MFアンドレス・イニエスタ(34)や鳥栖のFWフェルナンド・トーレス(34)らスペイン代表としてW杯を制した世界的スターが競演する中、主役の座を射止めた。

 待ちに待った瞬間だった。MF山口の縦パスを一度はDFがクリアしたが、そのボールが鳥栖の選手に当たって、ビジャの目の前に転がってきた。あとは1対1となったGKの動きを見極め、右足で冷静に流し込むだけだった。幸運な形での来日初ゴールだったが、ゴールに愛された男ならではの一発だった。

 「ゴールは一つだけだったが、勝利できたので良かった。キャリアで一番大事にしていることはチャンスを多くつくること。チャンスを多くつくればゴールも付いてくるんだ」

 面目躍如だ。開幕戦のC大阪戦は左FWに位置し、両チーム最多タイの3本のシュートを放ちながら、無得点。だが、同じてつは踏まない。リージョ監督は「この試合で一番重要だったのは、相手センターバックの近くに人を集めることだった」と明かし、ビジャを3トップの真ん中に配置。厳しいマークを受ける中、抜群の抜け出しやキープ力を見せて両軍最多5本のシュートを放つなど、何度も鳥栖ゴールを脅かした。

 惜しくもポストを叩いたが、前半34分には縦パスに抜け出して強烈な右足シュート。41分には絶妙なヒールパスからFW古橋のシュートチャンスを演出した。「センターフォワードでも左FWでも、どちらも長くプレーしている。心地良い。言われたポジションでやる。チームのためにプレーするだけ」。スペイン代表歴代最多得点者の実力を、2戦目で示したストライカーは胸を張った。

 2月24日にはオフを利用し、初めて東京観光に出掛けた。家族とともにリフレッシュすることで、開幕戦の敗戦ショックを振り払った。ここからが本領発揮。「仕事はゴールを決めること。毎試合続けていくよ」。昨季は2桁得点を奪った選手がゼロ。優勝争いに絡めなかった一因だった。バルサ化を進める神戸にとって、ビジャの存在は欠かせない。

 ◆ダビド・ビジャ 1981年12月3日生まれ、スペイン・ラングレオ出身の37歳。01年にスペイン2部ヒホンでプロデビュー。同1部のサラゴサ、バレンシアを経て10〜13年にバルセロナで活躍。Aマドリード、メルボルンCでプレー後、15〜18年にニューヨーク・シティーで公式戦80得点し、16年にはMLSのMVPに輝いた。スペイン代表で98試合に出場し歴代最多の59得点。08年欧州選手権、10年W杯優勝メンバー。1メートル74、68キロ。

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