大分　開幕連勝逃す…６年ぶりＪ１ホーム戦で松本に惜敗

明治安田生命Ｊ１第２節   大分０―１松本 （ 2019年3月2日    昭和電ド ）

ホーム開幕戦で敗れ、サポーターに頭を下げる大分イレブン
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　大分は０―１で松本に敗れ、ホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかった。０―０の後半５分にカウンターから失点。松本の堅い守りを最後まで崩せずに、開幕連勝はならなかった。

　６年ぶりとなるＪ１でのホームゲーム。昨季アジア王者の鹿島を倒した開幕戦からの連勝を目指した大分だったが、この日を待ちわびたサポーターを喜ばせることはできなかった。「相手のプランの通りになった。まだ力が足りない」と片野坂監督。同じ昇格チームの松本の分厚く頑丈な守りに手を焼き、ボールを保持するも決定機をつくれない。放ったシュートはＦＷ藤本のわずか１本。後半５分の失点が最後まで重くのしかかった。

　前節で２ゴールを奪った藤本は狙っていたホーム開幕戦ゴールを逃し「いいゲームがしたくてみんな少し硬かった。きれいな崩しを求めすぎた」と反省した。片野坂監督は「最低でも勝ち点１は取らないといけなかった。サポーターに申し訳ない」と頭を下げ、「鹿島に勝ったことで“やれるかも”とどこか安心したのかもしれない」と甘さを指摘。「これで選手がまた危機感を持ってくれれば」と切り替えを求めた。