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浦和 泥沼270分ノーゴール…槙野「完敗」早くも2冠へ正念場

[ 2019年3月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第2節   浦和0―2札幌 ( 2019年3月2日    埼玉 )

<浦和・札幌>札幌に敗れ肩を落とす槙野(手前)ら浦和イレブン(撮影・大塚 徹)
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 浦和が、力負けした。前半だけで2失点。ハーフタイムと試合終了後の2度、ブーイングも浴びた。槙野は「完敗です。相手の素晴らしい人とボールの動きにホームで混乱に陥った」と振り返った。ハーフタイムには早くも下を向く選手もいた。槙野は「そういうのはなしにしよう!」とハッパを掛けたという。それでも劣勢は覆せなかった。

 リーグ開幕から2戦連続無得点は08年以来11年ぶりの屈辱だ。富士ゼロックス・スーパー杯からは3戦連続、270分間ノーゴール。興梠は「無得点はFWの責任」と自身を責めた。選手間でも、守備のブロックをつくりたいというDF陣と前から行きたいという前線で意見も割れ、混乱が見られた。J1、ACLの2冠を掲げる浦和が早くも正念場に立たされた。

 ≪次戦0点ならワースト記録≫浦和は今季公式戦3試合連続無得点。シーズン初戦のゼロックス杯・川崎F戦(●0―1)、J1開幕の仙台戦(△0―0)に続き、これで270分間無得点となった。浦和のシーズン開幕から公式戦3試合連続無得点は08年第1節、第2節、ナビスコ杯初戦以来2度目。この年は4戦目の京都戦で前半19分に初得点を記録し、連続無得点時間を288分でストップした。次戦(6日)のACL・ブリラム戦でノーゴールなら、クラブワーストとなる。

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2019年3月3日のニュース