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J2金沢がマスコット「ゲンゾー」と契約更新 “クビ寸前”から奇跡の大幅年俸アップ勝ち取る

[ 2019年2月23日 20:33 ]

J2金沢のクラブマスコット「ゲンゾー」
Photo By スポニチ

 J2金沢は今季開幕戦前日の23日、クラブの公式マスコット「ゲンゾー」と2019年シーズンの契約を更新したと発表した。

 ゲンゾーは、今月最終結果が発表されたJリーグの人気NO・1マスコットを決める第7回総選挙で参加した53体中17位にランクイン。事前にクラブ側から「17位を下回ったらクラブマスコット引退」の条件を課されていたが、何とかクリアし、引退を回避していた。

 クラブによると、ゲンゾーは「石川県産米12キログラム」「ゲンゾイヤーカレー1年分」「ゲンゾーのごはん1年分」「ゲンゾーファンクラブの新設」という大幅な“年俸アップ”を獲得し、“クビ”寸前から厚待遇へと奇跡のV字回復。

 クラブを通じて「マスコット総選挙ではたくさんの応援ありがとう!みんなのおかげで、今年もツエーゲン金沢の公式マスコットとしてみんなと会えるのがすごく嬉しいよ!」と真摯(し)な投票活動で自身を17位に押し上げてくれたサポーターに感謝した。

 「今日GMと契約交渉の日だったんだけど、バスで向かってる途中で『黒いあいつ』に少し似たエージェントが僕の契約交渉を助けてくれるって言ってきたんだ。ちょっと怪しい感じがしたんだけど、でも『絶対に悪いようにはしない。お前の望みを叶えてやる』って言ってくれたから信じてみたんだ。そしたら、そのエージェントYASAさんのおかげで僕のファンクラブをつくってもらえることになったよ」とファンクラブ新設を喜んだゲンゾー。「契約金10億円なら手数料を払う予定だったけど、お米とカレーとご飯になったから、手数料は払わなくていいよね?!」と大喜びだった。

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2019年2月23日のニュース