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南野 途中出場で魅せた1アシスト 納得のEL16強!

[ 2019年2月23日 05:30 ]

欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第2戦   ザルツブルク4-0クラブ・ブリュージュ ( 2019年2月21日 )

クラブ・ブリュージュ戦の後半、シュートを放つザルツブルクの南野(左)
Photo By 共同

 決勝トーナメント1回戦第2戦が21日、各地で行われた。ザルツブルクの南野拓実は4―0で快勝したホームのクラブ・ブリュージュ戦で後半18分から出場して1アシスト。チームは2戦合計5―2と逆転して16強入りした。Eフランクフルトの長谷部誠はシャフタル・ドネツク戦にフル出場。チームは4―1で快勝し、合計6―3で2回戦に進んだ。ゲンクの伊東純也はスラビア・プラハ戦にフル出場して公式戦デビューを果たしたが、チームは1―4で敗れて2戦合計も1―4。ガラタサライの長友佑都は0―0で引き分けたベンフィカ戦にフル出場したが、合計1―2で敗退した。22日には2回戦の組み合わせ抽選が行われ、ザルツブルクはナポリ、Eフランクフルトはインテル・ミラノと顔を合わせることになった。

 ザルツブルクの南野が限られた時間でインパクトを残した。3―0の後半18分からトップ下で途中出場。同28分にはドリブルで持ち上がり、相手3人に囲まれながらも鋭く切り返して好機を演出した。アディショナルタイムには、相手のパスをカットし、ゴール前へのスルーパスでダメ押しとなる4点目の起点となった。試合が決した状況でもしっかり得点に絡み「相手にとって怖い選手というのを見せたかった」と納得の表情。高い守備意識と果敢な攻撃姿勢が、昨季ベルギー1部リーグ覇者の息の根を止め「まずは守備を意識した。攻撃でもゴールに向かう中で何か示したいと思っていた」と振り返った。先発は外れたが、アピールに成功し「常に準備はできていると監督に見せたかった」と胸を張った。

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2019年2月23日のニュース