×

昨季最終節で残留決めた名古屋が4発首位発進 大分4位、川崎F10位、鹿島15位、神戸は16位

[ 2019年2月23日 18:30 ]

<鳥栖・名古屋>後半、先制ゴールを決め、喜ぶ名古屋・ジョー
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは23日、各地で開幕戦の残り8試合が行われ、昨季最終節で15位に滑り込んでJ1残留を決めた名古屋が4―0で昨季14位の鳥栖に快勝。首位スタートを切った。

 名古屋は前半を0―0で折り返したが、後半18分に昨季J1得点王の元ブラジル代表FWジョーが先制ゴールを決めると、32分にはジョーが2点目。34分には相馬、44分には和泉が決めて後半だけで4点をもぎ取った。鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスはフル出場したが、不発に終わった。

 6年ぶりにJ1昇格を果たした大分は、FW藤本のJ3、J2、J1と違うカテゴリーでの3年連続開幕ゴールとなる2得点で昨季アジア王者の鹿島に2―1で勝ち、1953日ぶりとなるJ1勝利をマークした。

 昨季12位の横浜は同9位のG大阪に開始直後の前半1分に先制点を許したが、2分後に仲川のゴールで同点。前半34分には東京五輪世代の三好が勝ち越しゴールを決め、3―2の打ち合いを制した。

 昨季13位の湘南は、浦和からの期限付き移籍で5年ぶりに復帰した武富の2得点で札幌に2―0で快勝。史上2チーム目のリーグ3連覇を狙う川崎FはFC東京との“多摩川クラシコ”を0―0で引き分け。仙台と浦和は0―0、広島と清水は1―1、磐田と松本は1―1でそれぞれ引き分けている。

 開幕戦を終え、名古屋が首位発進。以下、湘南が2位、横浜が3位、大分が4位、C大阪が5位で、リーグ3連覇を狙う川崎Fは10位スタート。昨季アジア王者の鹿島は15位、22日にC大阪に敗れた神戸は16位発進となった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年2月23日のニュース