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アジア王者・鹿島、昇格組にホームで敗戦…「後ろの選手が抜けたから弱くなったと言われたくない」

[ 2019年2月23日 19:15 ]

明治安田生命J1第1節   鹿島1―2大分 ( 2019年2月23日    カシマ )

<鹿島・大分>後半、鹿島・安部がシュートを放つも得点ならず(撮影・大塚 徹)  
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 アジア王者が昇格組に足元を救われた。鹿島はホームで大分に1―2で敗れ、3季ぶりの開幕戦白星を逃した。

 後半3分にFW伊藤の公式戦2戦連続得点で同点に追いついたが、同24分、大分FW藤本にこの日2点目を決められて力尽きた。

 勝敗を分けたのは、同点としてからの試合運びだった。MF遠藤は「一時は引き分けまで持ってって、そこからの試合運びがうまくいかなかった」と振り返る。

 前がかりな守備を続けたところを突かれた。前線に人数が集まったところでGKから裏にロングボールを出され、数的同数のDFラインが破られてゴールを奪われた。

 「ずっと前から前からで緩急がなかったし、自分を含めて試合運びをもっとやれば良かった」と振り返った遠藤は「自分はもっと全体を見てコントロールしないといけない立場。うまくコントロールできれば勝てた試合」とも言った。

 次戦は昨年王者の川崎Fと戦う。MF永木は「優勝を目指しているので2連敗はできない」とキッパリ。「特に今年は後ろの選手が抜けたので、その人たちが抜けたから弱くなったという風に言われたくない。そういう気持ちをもっと全面的に出していけたら」と力を込めた。

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