金崎5戦5発!鹿島 アフリカ王者撃破!初出場クラブW杯4強

[ 2016年12月12日 05:30 ]

FIFAクラブW杯準々決勝 ( 2016年12月11日    吹田 )

<鹿島・マメロディ>後半43分、ゴールを決める金崎(中央)
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 クラブW杯準々決勝2試合が行われ、開催国枠で初出場の鹿島はアフリカ大陸代表のマメロディ(南アフリカ)を2―0で下し、ベスト4入りした。後半18分にMF遠藤康(28)が先制点を挙げると、後半43分にはFW金崎夢生(27)が初戦に続きゴールを奪った。金崎はこの試合の最優秀選手に選ばれた。準決勝の対戦カードは欧州代表のRマドリード(スペイン)―北中米代表のクラブ・アメリカ(メキシコ)と、鹿島―南米代表のAナシオナル(コロンビア)に決まった。

 また金崎が決めた。1―0の後半43分。右サイドのFW鈴木からのマイナスのパスを中央で受けると、ワントラップから左足で冷静にゴール右へ流し込んだ。両手を大きく広げてから、ガッツポーズ姿で大ジャンプ。「前半途中から“準備しといて”と石井さんに言われた」とニヤリ。大仕事をこなしたストライカーを切り札として送り込んだ石井監督も「いい形での得点だった」と目を細めた。

 Jリーグ・チャンピオンシップ(CS)決勝第1戦で捻挫した左足首に不安を抱えながらも、出場するたびにネットを揺らす。CS準決勝の川崎F戦から5戦5発と絶好調。しかもクラブW杯はいずれも途中出場ながら2戦連発だ。出番に備え、患部のケアを怠らない姿勢が結果に結びついている。宿舎ではひもで左足首をきつく縛って血流を止め、氷水に足をつけている。そうすることで血行が促進され、足首に効くという。オフの時間も人知れず部屋で治療に専念し、本番に備えているのだ。

 チームは相手の強じんなフィジカルとスピードに気おされ、前半はシュートゼロに終わった。エースが投入される前のハーフタイム。この日、先発を外れた主将の小笠原が口を開いた。「こういうところで変な試合はできない!」。開催国代表の意地を示そうと、メンバーの目の色が変わった。引き締まった空気の中でピッチに立った金崎は、積極的に裏に走って相手DFをかく乱し、結果を残してみせた。

 大舞台に強い。15年11月12日。10年10月12日の韓国戦以来、5年1カ月ぶりの国際Aマッチ出場となったW杯アジア2次予選・シンガポール戦で、金崎は代表初ゴールをマークした。5年以上のブランクを経た復帰戦でゴールを決めたのは、史上初だった。今季は第2ステージは2得点と苦しみながらも、CS、クラブW杯と舞台の注目度が上がるにつれてゴール数は増えている。次戦に勝てばアジア勢初の決勝進出。金崎がチームを世界の頂へと引っ張っていく。

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