ついにエース目覚めた!宇佐美 お待たせリーグ1号弾で連敗脱出

[ 2016年4月11日 05:30 ]

仙台戦の前半、ゴールを決めたアデミウソン(9)と抱き合って喜ぶ宇佐美らG大阪イレブン

明治安田生命 J1第1S第6節 G大阪3―1仙台

(4月10日 ユアスタ)
 お待たせ弾だ。リーグ戦9試合があり、G大阪はアウェーで仙台を3―1と撃破した。1―0の前半14分にFW宇佐美貴史(23)が今季リーグ戦初ゴール。長谷川健太監督(50)の起用、采配もズバリと決まった。
【試合結果 第1S順位表 得点ランキング】

 だれもが待ちわびた瞬間だった。1点リードの前半14分。DF呉宰碩(オジェソク)がカットしたボールが宇佐美の前に転がった。「最後まで1人で持っていってやろう」。自陣からドリブルで50メートル独走。エリア手前でワンフェイントを入れて振り抜いた右足シュートは、GKのニアサイドを抜いてネットに突き刺さった。

 2月20日のゼロックス杯広島戦以来公式戦11試合ぶりの得点。今季リーグ初得点は“らしさ”が凝縮された1発だった。「これだけ得点が取れていなかったのに辛抱強く起用してくれた」と長谷川監督に感謝し、指揮官も「キッカケになると思う」と目を細めた。

 苦しんだ。チームは開幕から波に乗れず。公式戦4連敗を喫し、宇佐美は「オレの責任」と全てを背負い込んだ。そんな時、同じFW出身の指揮官の言葉が胸に響いた。

 「やることをやっていれば、いつか取れる」

 全体練習後には居残ってシュート練習を繰り返した。トラップの位置やシュートモーション、軸足の角度、ルックアップのタイミング…。指揮官の言葉を信じ、小さい頃から何度も決めてきた得点のパターンを呼び覚まさせる努力を続けた。

 それだけではない。多くを語らない陰で、自分の得点シーンだけではなく世界の一流FWの得点シーンを映像で見てイメージを膨らませた。不振脱却へ、できることは何でも取り組んできた。

 「これでリズムが出るんじゃないか、と。一つゴールが生まれれば、続いていくのが多いので。流れに身を任せたい」

 チームも宇佐美に合わせるように今季最多3得点の快勝。不振を脱した。次戦はホームで柏戦(15日)、そして19日にはACL水原三星(韓国)戦。1次リーグ突破が厳しい状況に追い込まれているACLでも、奇跡の予感が漂い始めた。

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