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磐田 ジェイ劇場だ!失点含めた全3得点“演出”で4戦ぶり白星

[ 2016年4月11日 05:30 ]

<磐田・新潟>後半19分、決勝点となるPKを決め雄たけびを上げる磐田FWジェイ(左)

明治安田生命 J1第1S第6節 磐田2―1新潟

(4月10日 デンカS)
 ジェイ劇場で4戦ぶり白星だ。磐田は敵地で新潟に2―1と今季初の逆転勝ち。0―0の後半3分にFWジェイ(33)のパスミスが起点となり失点も、その1分後にジェイが自ら得たPKを決めた。さらに、同19分にもPKで得点ランク単独トップとなる6点目をゲット。チームは先月6日の敵地・浦和戦以来となる勝利を挙げ、7位に浮上した。
【試合結果 第1S順位表 得点ランキング】

 ジェイが主役を演じきった。失点シーンを含めた全3得点を“演出”。試合後は名波浩監督(43)に「プラスマイナスゼロだからな!」と声を掛けられたエースは「ミスもあったけど、すぐに点を取れたのは良かった。チームとして勝ちきった」と安どした。

 序盤から互いに中盤を省いた速攻が続く展開。ロングボールが増え、空中戦や球際での激しさが目立った。ジェイ自身も前半32分に競り合いで警告を受けるなど、両軍合わせてイエローカードは8枚。ストレスを抱えながらのプレーが続く中、後半3分には味方へのバックパスを奪われて失点の起点となった。

 ただ、元イングランド代表の切り替えは早かった。失点直後にペナルティーエリア内でDFに倒されて得たPKを「何度も練習をしてきたので自信はあった」と左隅に流し込んだ。15分後にはロングボールを頭でずらし、ドリブルで仕掛けたMF松井大輔(34)がPKを獲得。これを譲ってもらい、豪快に右に蹴り込んだ。ミスしても動じない強じんな精神力で今季2度目の2発。チーム通算1200得点目となるメモリアル弾に「どんなときでも白旗を上げない。次に切り替える気持ちを持っている」と風格を漂わせた。

 これで今季PKでは3得点目。昨季から6度蹴って全て成功させている。「PKは9歳から外したことがないからね」とニヤリ。「しっかりいいボールを蹴ればGKはノーチャンス。強い気持ちでゴールネットを目がけて蹴るだけさ」と揺るぎない自信がある。

 6戦6発。得点ランクでは、目の前で1発を決めて5点とした新潟のFWラファエル・シルバ(24)らを一気に引き離して単独トップ。「1000点は決めたいね」と冗談交じりに笑った。「タイトルを獲ってACLの舞台に行く。ジュビロは数々の伝統があるが、自分もその仲間入りをしたい」。圧倒的な存在感。加入2年目でクラブのレジェンドになりつつある。

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