元仏代表FWアンリ、現役引退を発表「信じられない旅だった」

[ 2014年12月16日 17:40 ]

現役引退を発表したティエリ・アンリ(AP)

 元フランス代表FWティエリ・アンリ(37)が16日、現役引退を発表した。アーセナル(イングランド)、バルセロナ(スペイン)で活躍したアンリは、1日に米MLSのニューヨーク・レッドブルズから退団を発表しており、現役引退を含めてその去就が注目されていた。

 アンリはフェイスブックを通じて「20年間プレーしてきて、プロサッカーから引退することを決めた。信じられないような旅だった。モナコ、ユべントス、アーセナル、バルセロナ、ニューヨーク・レッドブルズ、フランス代表の全てのファンやチームメート、関係者に感謝したい」と引退を発表。

 華々しい現役生活を「たくさんの素晴らしい記憶を残し、素晴らしい経験を積むことができた。僕自身がプレーを楽しんだのと同じくらい、みんながそれを見て楽しんでくれていたと思いたい」と振り返った。今後はロンドンに戻り、スカイスポーツで解説者を務めることを明かしている。

 アンリはレ・ジュリス出身で、92年入団したモナコの下部組織で活躍すると、当時トップチームの指揮官だったベンゲル監督(現アーセナル)に抜擢されて、94年にプロデビュー。99年ユベントス(イタリア)に移籍するも出場機会が得られずにいると、99年夏アーセナルで指揮を執っていたベンゲル監督に誘われて移籍。

 8シーズン在籍したアーセナルでは3年連続を含む4度の得点王に輝き、2度のプレミアリーグ、3度のFA杯制覇をチームにもたらした。07年夏バルセロナ(スペイン)に移籍。移籍初年度はチームにフィットできなかったが、08年グアルディオラ監督(現バイエルン・ミュンヘン)が就任すると、メッシらとともにスペインのクラブ史上初の3冠(リーグ、欧州チャンピオンズリーグ、国王杯)を達成。翌シーズン若手選手にポジションを奪われると、10年夏にニューヨーク・レッドブルスに移籍した。シーズン途中加入の初年度を除くと、今季までの4シーズン全てで二桁以上の得点を挙げている。12年には米MLSのシーズンオフを利用して、古巣アーセナルに1ケ月半のレンタル復帰して、リーグ戦でゴールを挙げるなど話題を呼んだ。

 フランス代表としても97年A代表デビューを果たすと、98年W杯フランス大会、00年欧州選手権の制覇に貢献。10年W杯南アフリカ大会後に代表引退を発表するまで、123試合で51得点を挙げている。

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