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菅野また活躍!柏 PK戦でモンテレイ下し準決勝進出

[ 2011年12月11日 21:44 ]

<柏―モンテレイ>勝利のPKを決め、GK菅野(左)と抱き合う柏・林

クラブW杯準々決勝 柏1―1(PK4-3)モンテレイ

(12月11日 豊田)
 サッカーのクラブW杯は準々決勝の2試合を行い、J1覇者の柏は北中米カリブ海王者のモンテレイと対戦し、1-1からのPK戦に4-3で勝って、準決勝に駒を進めた。日本勢の4強進出は2007年の浦和、08年のG大阪に続いて3チーム目。14日の準決勝で、南米王者サントスと対戦する。
【試合結果】

 1回戦で左膝を負傷した柏のDF酒井は、この日も先発で出場。モンテレイは、チリ代表FWのスアソらが先発メンバーに名を連ねた。

 モンテレイは、試合開始早々からスアソを中心に柏ゴールを攻めるが、1回戦でも活躍したGK菅野を中心によく守っている。前半の後半には柏もモンテレイゴールを脅かすが、ともに得点なく0-0で前半を終えた。

 後半8分、柏は田中の中央へのクロスにレアンドロがダイレクトで合わせたボレーシュートが決まり先制した。しかしその5分後、モンテレイは前線でボールを受けたデルガドのクロスにスアソが合わせ、あっさりと追いついた。

 その後はともに得点なく、1-1で15分ハーフの延長に突入。モンテレイは前半で3枚選手交代カードを使うが試合は動かず、延長後半へ。柏のネルシーニョ監督はようやくここで最初の交代。FW工藤に代えて林を投入した。しかし、ともに得点なく1-1のままPK戦へと突入。

 PK戦では、PK戦はGK菅野が1人目を止めて優位に立つと、最後は林が落ち着いて決め4-3で勝利。 J1優勝争いが佳境に入った10月以降、これで公式戦は11試合負けなし。リーグ最終節から中4日でオークランド戦、さらに中2日で迎えた準々決勝。「正直、疲れはある」ともらす選手もいたが、最後までチームは集中力を切らさなかった。

 柏は14日の準決勝で、南米王者サントスと対戦することになる。
 

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