×

バルサ“クラシコ”で快勝 レアルまたも勝てず決定力のなさ致命的

[ 2011年12月11日 08:15 ]

<バルセロナ3-1Rマドリード>後半8分、逆転に成功し喜ぶバルセロナの選手たち

リーガエスパニョーラ バルセロナ 3-1 Rマドリード

(12月10日 マドリード)
 スペイン・リーガエスパニョーラ第16節の3試合が10日に行われ、レアル・マドリード対バルセロナの“クラシコ”はアウェーのバルセロナが3-1で快勝した。

 公式戦15連勝(リーグ戦10連勝)で首位を快走しているレアル・マドリードが試合開始1分も経たないうちに、GKバルデスのパスミスを奪うと、最後はFWベンゼマが決めて先制に成功。Rマドリードは前線からの激しいプレスで攻勢を続けるが、同25分にMFロナウドが絶好機を外すなど追加点を奪えないと、徐々にバルセロナがボールを支配していった。

 前半30分、FWメッシがハーフウエーラインからドリブルで持ち込むと、ディフェンスの裏に走りこんだFWサンチェスにパスが通る。サンチェスはDFと競り合いながら、シュートをゴール左に決めて同点に追いつく。前半はこのまま1-1で終了。

 後半8分、MFシャビのシュートがDFマルセロにあたって方向が変わると、ボールはゴール右に入りバルセロナが逆転。バルセロナはプレスの緩みだしたRマドリードに対して、中盤でパスが回り出して優位な展開となった。

 同21分、右サイドを抜けたDFアウベスのクロスにファーサイドを走りこんだMFセスクが頭で叩きこんで、バルセロナがリードを広げた。その後、Rマドリードがカウンターから何度か好機をむかえるが、得点を奪うことができず、バルセロナが余裕の試合運びで終了の笛をむかえた。

 グアルディオラ監督は後半に変更したフォーメーションがはまり、監督就任からのリーグ戦での“クラシコ”無敗(6勝1分け)を継続し、クラブW杯制覇に向けてはずみをつけた。

 Rマドリードはロナウドが2度の絶好機をものにできないなど決定力のなさが目立ち、後半は圧倒される内容で今後に影響を及ぼす敗戦となった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年12月11日のニュース