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OGから変更!スナイダー“2発”で4強

[ 2010年7月4日 06:00 ]

<オランダ・アルゼンチン>FIFAが記録を変更し、オウンゴールからスナイダーの得点に変更された

 オランダが2日のW杯準々決勝でブラジルを2-1で破り、3大会ぶりの4強進出。MFウェスリー・スナイダー(26=インテル・ミラノ)が2得点を挙げて逆転勝利に貢献した。

 勝利から一夜明けて朗報が舞い込んだ。0―1の後半8分にスナイダーが上げた右クロスが相手選手の頭をかすめてそのままゴール。試合直後はオウンゴールの判定でスナイダーは「僕のゴールでいいじゃないか」と不満を口にしていたが、3日にFIFAが記録をスナイダーの得点に変更。大会4得点となり、この時点で得点ランク1位に並んだ。
 決勝点もスナイダー。後半23分、1メートル70とピッチ上で一番小さい男が頭でゴール左隅に決めた。「(ボールが)僕の薄い頭で滑って入った。最高の感触だった。(ヘディングは)アヤックス時代の1点だけ。頭ってゴールを決めるのにも使えるんだな」。自称“プロ2点目”のヘディング弾に笑顔で冗談を飛ばした。
 今季はインテル・ミラノで司令塔としてイタリア勢初となる欧州CL、リーグ、イタリア杯の3冠を達成。「素晴らしいシーズンだけど、乾杯は2試合後にするよ」。オランダを初Vに導くまで、エースの仕事は終わらない。

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2010年7月4日のニュース