【ボートレース 住之江G1太閤賞連載(1)】西村拓也 リズム良し“そろそろ”

[ 2024年5月27日 10:00 ]

西村拓也

 ボートレース住之江「G1太閤賞競走(開設68周年記念)」は5月31日~6月5日の6日間で争われる。地元・大阪勢は大挙11人を送り込むが、今回の連載ではその中から地の利を生かしてG1初優勝を目指す3人を紹介する。第1回はG111優出の西村拓也(37)だ。

 「太閤賞の取材ですよね。G1初Vを目指しますって言えばいいんでしょ?(笑い)。そろそろ獲りたいです。そろそろ×10くらいですけどね(苦笑い)。もう初Vって言われなくなるためにも獲りたいです」

 地元でG1があるたびに取材対象になるので、求められるフレーズは分かっている。他地区の記者が「ニシタクはG1勝っていないんですか?」と驚くように、実力的にはいつ獲ってもいい。それには、まずいいエンジンを引くことだ。

 「3月の太閤賞やラピートカップで良かったエンジンを引きたい。一般戦で良かったのを引いても大したことないことが多いですから。今年のエンジンはもうひとつ分かっていないので早く調整をつかみたいです」

 ずっと6点後半から7点アップの勝率を続けてきたが、前期は早々のFの影響でA2落ちの危機…。それでも踏ん張って6・27でA1キープに成功した。今期の滑り出しは好調で、ラピートカップは選抜1着、前々走の大村ミッドナイトでは10走オール3連対で優勝。このエンジンの調整もつかんだか。リズムは間違いなくいい。この勢いで太閤賞でも優出できれば、12度目の正直が待っている?

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