【葵S】ビアンフェ“圧逃”重賞2勝目!秋のスプリンターズSへ照準

[ 2020年5月31日 05:30 ]

<葵S>先頭を最後まで譲らず、粘りきって重賞2勝目を飾ったビアンフェ(撮影・坂田 高浩)
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 3歳のスプリンターがそろった「第3回葵S」が30日、京都競馬場で行われ、1番人気のビアンフェが好発からハナを奪ってゴールまで一目散。2着レジェーロを首差抑え、昨年の函館2歳Sに続く2つ目の重賞タイトルを手にした。快速に磨きをかけて、秋はスプリント界の頂点を目指す。

 自慢のスピードで“圧逃”した。16頭の中でぶっちぎりの最重量558キロのビアンフェが飛ばす。前半3Fは重賞となった18年以降では最速の33秒5だが、藤岡佑の手綱は引っ張りきりだ。直線に向いても脚色は衰えない。ゴール前で最軽量398キロのレジェーロが迫ってきたが、きっちり首差残した。1着馬と2着馬の体重差160キロは86年以降の重賞では最大。珍記録のおまけがついた接戦を制した。藤岡佑は世代屈指のスピードを絶賛する。

 「戦前は控えても…と思っていましたが、ゲートが今までで一番速いぐらいでしたし、逆らわずに行きました。デビューからずっと乗せていただいてますが、改めて凄いスピードがあるなと思いました。普通なら止まるペースですが、そこでもうひと踏ん張りできるのが、この馬の強さです」

 昨年6月のデビュー時に502キロだった馬体重は、1年で50キロ以上増えた。藤岡佑は「可能性を感じる馬だし、上の舞台を目指して成長してほしい」と大舞台を見据える。次走は未定だが、秋はスプリンターズS(10月4日、中山)が大目標。中竹師は「重賞を2つ獲ったし、G1を目標にしないとね」と夢を膨らませた。

 ◆ビアンフェ 父キズナ 母ルシュクル(母の父サクラバクシンオー)牡3歳 栗東・中竹厩舎所属 馬主・前田幸貴氏 生産者・北海道新冠町ノースヒルズ 戦績7戦3勝 総獲得賞金9303万5000円。

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