【日本ダービー】パドックのツボ

[ 2020年5月31日 05:30 ]

 (1)サトノインプレッサ NHKマイルCは初の関東遠征でもゆったりと落ち着いて歩けていた。腹周りは多少薄く見せるが、しっかりした胸前で首~背中のラインが伸びやか。体形的には2400メートルは問題なさそうだ。中2週での再遠征で、馬体重はキープか多少の減少程度なら理想的。

 (2)アルジャンナ 毎日杯は2人引き。はっきり気合を表に出し、活気があるタイプ。逆に当日おとなしいようだと、現状は心配になってくる。レースごとに体が絞れて、体つきはシャープになってきた。ディープ産駒らしい、いい意味での軽さがある。返し馬で折り合っていれば。

 (3)ワーケア 弥生賞は外めを伸びやかに周回していた。これは2歳時のホープフルSの時も同じ。適度な活気で良く見せる。馬格もあって、どちらかといえば、緩く見せるタイプ。今年ひと叩きしたことで馬体重とは別にスッキリと輪郭を見せるようなら、前走以上とみていい。

 (4)レクセランス 皐月賞で連勝は止まったがパドックでは後肢を力強く踏み込んで、柔らかな身のこなしで周回。体のつくりもしっかりしていた。デビュー4戦目で一番良く映った。調教では口向きに課題を残す現状だが、放牧を挟んでの再遠征でも大きな変動はないはずだ。

 (5)コントレイル ディープインパクト産駒らしい軽い身のこなしが特長。皐月賞は休み明けだったが、太め感もなく弾力のあるフットワークで好気配だった。中間は体のメリハリが出てきて、さらに良化気配。首~腰にかけてのラインも素晴らしく、好天予報だけに毛ヅヤも絶好か。

 (6)ヴェルトライゼンデ 皐月賞は外めを活気のある周回。いい意味で父ドリームジャーニーの影響が色濃く出ている。2歳時よりもがっちりとした筋肉質の体つきになり、成長が感じられる。馬体重の変動は少ないタイプ。これで4戦連続で関東圏の出走で、極端な増減は好ましくない。

 (7)ブラックホール コンパクトな体だが、2歳時よりも体は徐々に増えてきて、皐月賞は適度な気合乗り。体は研ぎ澄まされた感じで、迫力を感じた。今回が7戦目。中間の馬体重は増減なしで、果たしてさらなる上積みがあるかがポイント。当日の毛ヅヤや馬体重はチェックしたい。

 (8)ビターエンダー 間隔が詰まっていたプリンシパルSが、テンポ良く小気味の良い周回。バランスが整ったボディーの持ち主だ。父オルフェーヴルのような気難しさも見せず、前走時の姿が理想型だろう。中2週の強行軍になるだけに変動なく体調を保てていれば、まずはOK。

 (9)ダーリントンホール 皐月賞は共同通信杯と比べて10キロ減。決して細くなった感じはなく、むしろ体の輪郭がはっきりとして、たくましさも出て良く見えた。共同通信杯も含めて最近2走は、首を下げて適度な気合乗り。中間の馬体重は10キロ増だが、当日は前走時ぐらいでいいのでは。

 (10)コルテジア 馬体増が示す通り、胴が伸びて2歳時より着実に成長していた。腹周りをすっきりと見せるタイプ。皐月賞では時折うるさい面を見せたが、徐々に子供っぽさはなくなってきている。返し馬では行きたがる面を見せるが、この馬の特徴だけに心配することはない。

 (11)ガロアクリーク ホープフルSの頃はのんびりしていたが、皐月賞は適度な気合乗りで周回。柔らかな身のこなしで、後肢の踏み込みも力強かった。筋肉量が増えて、確実に成長している。2走前のスプリングSで絞れたのが皐月賞での好走の要因。大幅な増減なく出走できれば。

 (12)サリオス パドック気配はとにかく静か。関西遠征の2歳時の朝日杯FSでも堂々と周回していた。皐月賞も2人引きだったが、古馬のような落ち着きだった。超大型馬でデビュー当初は緩さも感じさせたが、だいぶ引き締まってきた。レース当日は馬体重減でもむしろOK。

 (13)ディープボンド 京都新聞杯は時折首を下げて、テンションは高め。皐月賞も同様でこの馬の特徴だろう。見た目にはパワー型だが、脚は長く、長距離にも適している。4月以降で今回が4戦目。皐月賞に続く関東遠征になるだけに、あまりうるさいようだと心配。馬体維持も鍵に。

 (14)マイラプソディ 皐月賞は大敗してしまったが、共同通信杯と比べてもリラックスしており、精神面は良く映った。ただ体の成長は案外で、皐月賞は小さくまとまった感じだった。今年3戦目でどこまで良くなってくるか。中間の馬体重は微増だが、当日はもっと増えた方が理想。

 (15)サトノフラッグ 皐月賞は人気ほど走れなかったが、弥生賞より体も締まり、力強い後肢の踏み込み。テンポ良く、迫力もあって、気配は良く映った。体質は着実に強化している。今年4戦目で前走以上となるとどうかだが、柔軟に歩けていればOK。馬体重はできれば維持したい。

 (16)マンオブスピリット 間隔が空いた京都新聞杯は静かな周回だった。体は緩さが残り、本格化は先かもしれないが、潜在能力は相当だろう。今回は初めての関東遠征。それも中2週となるだけに、前走のような雰囲気で挑めるかがポイントになりそう。体は極端に減るようだと心配。

 (17)ヴァルコス 青葉賞は外めを落ち着いて周回。500キロ近い大型馬だが、決して重くなく、素軽く歩けるのが長所。まだ緩さはあるが、スラッと見せる胴の長さが、長距離で走れる原動力にもなっている。青葉賞から再東上になるだけに、馬体もテンションも前走キープが理想。

 (18)ウインカーネリアン 栗毛だけに毛ヅヤは常に良く見せるが、皐月賞は素晴らしい張りだった。前向きにテンポ良く歩き、落ち着きもあった。レースを重ねるごとに踏み込みも力強さを増している。今回も毛ヅヤはおそらく絶好だろう。これまで体重の大幅変動はなく、維持ならばOK。

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