コロナ感染JRA職員は自宅隔離 乗り替わり3騎手は自宅待機、来週以降予定通り開催

[ 2020年4月5日 05:30 ]

新型コロナウィルスに対して会見する武豊(代表撮影)
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 JRAは4日、阪神競馬場で記者会見を開き、新型コロナウイルスに20代のJRA職員が感染した事実を報告、4、5日の阪神競馬で同職員と接触した騎手の3人が乗り替わりとなった経緯と事情を説明した。

 「JRA職員から陽性者が出たことで多大なる心配と、ご迷惑をかけておわび申し上げます」と福田正二理事は冒頭に謝罪。説明によると、感染したのは本部に勤める20代の職員。3月30日に発熱の症状があり、今月2日のPCR検査で陽性が判明した。同職員は3月27日から29日まで阪神競馬場の調整ルームに宿泊で勤務しており、30日のG1高松宮記念を一緒にテレビ観戦したのが騎手の川須栄彦(28)、藤懸貴志(27)、岩崎翼(25)だった。「濃厚接触者の定義は発症して以降。厳密に言うと今回の場合は当てはまらない」としつつも、JRAは自主判断で各騎手に今週の騎乗を見送る措置に踏み切った。調整ルームの消毒は2日に終えた。

 感染した職員は自宅隔離され重篤化はしていない。騎手の3人も自宅待機で普段と変わらぬ様子だという。JRAは乗り替わりを命じた騎手への補償を検討している。3人はPCR検査を受ける予定はなく、翌週以降の騎乗については「確定していない」とした。また、濃厚接触者として考え得る全てのJRA職員にも自宅待機を命じているという。

 福田理事は、「一日も早く、JRA、競馬開催への信頼を取り戻すべく、いっそうの感染防止に努めてまいりたい」と話した。また、来週以降の開催については実施する方向で「JRAとしては来週以降も、予定通り競馬を実施したいと考えている。来週の状況を精査して、その都度、適切に対応したい」とした。

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