【福岡・ルーキーS第20戦】新開 重圧乗り越え2V!

[ 2018年11月4日 05:30 ]

1号艇での優勝に笑顔の新開
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 ルーキーシリーズ第20戦「スカパー!JLC杯」優勝戦が3日、ボートレース福岡12Rで行われ、1号艇の新開航(22=福岡)がイン逃げで2度目の優勝を飾った。2着は中村晃朋、3着は今泉友吾だった。

 新開は押し寄せるプレッシャーに勝った。進入はオールスローの枠なり。全員がゼロ台というスリット隊形の中でコンマ08と負けないスタートを決めた。コース優位に1Mを先取り。回り切った時点でグッと差を広げ、そのまま後続を突き放した。「少し緊張したが深呼吸したら落ち着くことができた。少し早いなと思ったが、全速のスタートが行けた。誰も来ていないのが分かったので(1Mは)自分のターンができた」

 次代を背負う男だ。デビュー4走目で初白星。通算2回目の優出で6コースから初V。スター選手によくある“持っている”エピソードには事欠かない。「前回の優勝は運が良かっただけ。1号艇で優勝できた今回の方がうれしい」。堂々たる答えっぷりに大物の雰囲気が漂う。

 来期はB1級からの仕切り直しとなるが心配はいらない。名前の通り、新たな道を切り開いてスターダムを駆け上がるはずだ。

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2018年11月4日のニュース