【JBCクラシック】福永祐一、意地の勝利 “半端ねえルメール”「誰か止めないと」

[ 2018年11月4日 15:59 ]

<京都11R・JBCクラシック>ケイティブレイブの鞍上で声援に応える福永(撮影・長嶋 久樹)
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 ダートの祭典・JBC3競走が4日、史上初めて京都で開催され、11R「第18回JBCクラシック」(統一G1、ダート1900メートル)は福永祐一騎手騎乗の3番人気ケイティブレイブ(牡5=杉山厩舎)が優勝。G1通算3勝目をあげた。

 鞍上の福永は「久しぶりの京都のダートだったんですが、トップコンディションだったので自信もってあまり考えすぎずに乗りました」とレースを回顧。後方集団から競馬を進めたが、3コーナーから早めに進出。「ルメールが前にいたんで早めに捕まえに行ってしまった」と直線半ばで一気に抜け出し、最後は猛追するオメガパフュームを振り切った。

 10RのJBCスプリントはC・ルメール騎手騎乗の4番人気グレイスフルリープが勝利。ルメールはJRA新記録となる4週連続“G1”勝利となった。騎乗馬がなく観戦していた福永は「ジョッキー仲間と観てて『ルメール、半端ねえ』ってなっていた。誰かが止めないと」と意地を見せた。

 最後に「ずっとコンビを組ませてもらってて最高の結果を残せてよかったです。まだまだ大きい舞台で活躍してくれると思う」とパートナーを労いつつ、「他のチャンピオンホース相手にまた頑張りたい」とさらなる活躍を誓った。

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2018年11月4日のニュース