【JBCスプリント】サブちゃん愛馬ミカヅキは3着…ブラック以来のG1勝利ならず

[ 2018年11月4日 15:14 ]

 ダートの祭典・JBC3競走が4日、史上初めて京都で開催され、10R「第18回JBCスプリント」(統一G1、ダート1200メートル)はC・ルメール騎手騎乗のグレイスフルリープ(牡8=橋口厩舎)が優勝。北島三郎オーナー所有の地方所属馬キタサンミカヅキ(牡8=船橋・佐藤賢厩舎)は3着に入った。

 07年のフジノウェーブ以来、11年ぶりの地方馬Vの期待がかかったキタサンミカヅキは好スタートから先行集団後ろの好位置につけた。直線では外から足を伸ばしたが、先に抜け出したグレイスフルリープ、マテラスカイの2頭には届かなかった。

 北島オーナーにとっては、昨年の有馬記念などG1・7勝をあげたキタサンブラック以来のG1勝利はならなかった。

 人気ロックバンド「TUBE(チューブ)」のボーカリスト・前田亘輝(53)の所有馬ノブワイルド(牡6=浦和・小久保厩舎)は最下位の16着だった。

 ▼統一ダートG1 中央、地方の所属に関係なく出走できるダート競走において最高位に格付けされた競走。日本グレード格付け管理委員会が格付けを行っており、国際的に承認されたグレードを持つ3競走(フェブラリーS、チャンピオンズC、東京大賞典)はG1に、それ以外の競走はJpn1で格付けする。

 ▼JBC ジャパン・ブリーディングファームズカップ。生産者(ブリーディングファーム)が主導し、各地方競馬場が持ち回りで開催するダートの統一G1競走。今年に限りJRAの競馬場(京都)で行われる。米国のブリーダーズCを参考に01年、JBCクラシック、同スプリントを創設。11年に牝馬戦のJBCレディスクラシックが新設された。

続きを表示

2018年11月4日のニュース