【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】4日福島12R 伸び盛りの3歳馬ブルーハワイアンが混戦に断を下す

[ 2018年11月4日 08:00 ]

 土曜の話題は何と言っても、東京9Rの南武特別で平地転向後2連勝を飾ったオジュウチョウサン。とにかく、最後の直線からゴール過ぎにかけての歓声がG1並みの凄さだった。ジナンボーが動いて早めにラップが上がり、結果的にスタミナ勝負になったことが奏功した印象もあるが、勝ったという事実は素直に評価するべき。次走候補には本社杯の「スポニチ賞ステイヤーズS」が挙げられており、実現すれば相当な盛り上がりが期待できそうだ。

 京都でJBC3競走が行われる本日、当欄でピックアップするのは福島12R。狙いは伸び盛りの3歳馬ブルーハワイアンだ。芝中距離を使われたデビュー3戦は5→13→7着だったが、一気に芝1200メートルへ距離を短縮した2走前の未勝利戦(福島)を7馬身差V。逃げて最速の上がりをマークするという、非凡なスプリント性能を示す走りだった。昇級戦だった中山芝1200メートルの前走は3着止まりも、少し出負けしながら押して先頭に立ったところを内から強引に来られ、3角手前では不利もあっての0秒4差。休み明けも考慮すれば、十分にメドの立つ走りだった。ひと叩きで順当に良化し、舞台は未勝利戦を圧勝した福島芝1200メートル。ひと昔前(失礼!)には“競馬格言”だった「最終の勝浦」で大勝負だ。

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2018年11月4日のニュース