62歳・的場文男、JRA最年長騎乗記録 京都競馬場で初騎乗 声援に「うれし涙が出そう」

[ 2018年11月4日 13:07 ]

JRA年間100勝を達成した戸崎(右)を祝福する的場文(撮影・平嶋 理子)
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 “大井の帝王”こと的場文男は、京都5Rの新馬戦で当競馬場初騎乗を果たした。コンビを組んだアールコンセンサス(牡=矢作、父ハーツクライ)は外から伸びて3着。直線は“的場ダンス”に、ファンからアツい声援が送られた。

 的場は「能力の高い馬。せっかく乗せてもらったのに申し訳ない」と悔しそうに振り返る。初めての京都競馬場については「これで中央に乗るのも最後になるかなと思ってきた。45年間、4万回以上乗ってきたけど緊張した。パドックから声援をもらって、“うれし涙”が出そうになったよ。京都に来て良かった」と感動を隠しきれない様子だった。

 また、62歳1カ月29日での中央競馬騎乗は、佐々木竹見が01年フェブラリーSで騎乗した際の59歳3カ月16日を上回る、JRA史上最年長騎乗記録となった。

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2018年11月4日のニュース