【馬券顛末記】プレゼントでなんと「276万7000円」

[ 2018年5月27日 17:34 ]

 ダービーが終わった瞬間に、スポニチが誇る“ゴッド”井上記者の顔が浮かんだ。金曜午後の「スポニチダービー検討会」。井上先輩は皐月賞馬◎エポカドーロの2冠を力強く宣言。同じようなローテで、成長曲線も似ている71年の皐月賞&ダービーの2冠馬ヒカルイマイにイメージを重ねた。「皐月賞馬が人気しないダービーなんておかしい」とキッパリ。「今年の藤原英厩舎(リーディング独走)は侮ってはいけません!!」と勝負気配を読み切っていた。

 驚くのは相手。皐月賞7着に敗れ、不利な外枠に入った○ワグネリアンを指名したのだ。

 「ルメール、ミルコ(デムーロ)ばかりでは競馬はおもしろくない。(騎乗した福永)祐一君は皐月賞で、この馬の脚をはかっていた。本番では怖い。悲願もあるかも」

 その言葉通り、直線は逃げたエポカドーロを、好位で流れに乗ったワグネリアンがゴール前で捕らえV。デビュー23年目・福永の悲願成就というドラマで幕を閉じた。3着は単勝223倍の大穴コズミックフォース。3連複52万円超、3連単は285万円超の大波乱となった。ゴッドの印はさすがに抜けたが、馬連の本線的中はさすがだ。

 いや、神は馬券の取り方を熟知している。関西版紙面での馬券プレゼント(1万円分)。3連複ワグネリアンとエポカドーロの2頭軸総流しで各500円。馬連2000円の的中を含め、なんと「276万7000円」の大、大、大的中!!

 紙面で馬券を確認して手が震えた。局長賞確実の歴史的な馬券プレゼント。来週どんな“お裾分け”があるか、楽しみだ。(大阪・細原邦央@京都競馬場)

続きを表示

2018年5月27日のニュース