【日本ダービー】ミスターX エポカ◎皐月賞馬の意地見せる!

[ 2018年5月27日 05:30 ]

 東京10R・ダービーはエポカドーロの連覇だ。不当に評価が低い。皐月賞馬の前日単勝オッズが10倍を超えている。確かに1冠目は特殊な展開に恵まれたが、超ハイペースで運んだ3頭を見る4番手で運べたのは操縦性が高かった証だ。何よりゴール前もジワジワと伸び続けていた地力を認めたい。2400メートルへの距離延長は何の問題もない。

 中間はマイペース調整に終始しているが、敏腕トレーナーの藤原英師は「皐月賞後の状態の見極めには時間がかかったが、動きやカイ食い、目つきからイケると確信した」と自信をのぞかせる。必要以上に前走がフロック視されている中、皐月賞馬が意地を見せてくれるはずだ。馬単(12)から(1)(5)(6)(8)(13)(17)へ。

 東京12R・目黒記念はチェスナットコートで勝負する。天皇賞・春は強い競馬だった。インを突いたレインボーラインが勝利した同レースだったが、同馬は外をジワジワと回る形。それでもレインボーから0秒3差の5着に頑張っており、能力の高さを十分に見せつけた。前回の58キロから今回は過去にも経験のある56キロ。能力全開で向かう。

 昨年のここを勝ったフェイムゲームを筆頭に、東京芝2500メートルはハーツクライ産駒が活躍。昨年覇者が59キロの酷量を背負うなら、同産駒のチェスナットで勝負してみたくなる。前走で減った体もすぐに回復し、中間は順調な調整ぶりが際立つ。堅い軸馬だ。馬単(10)から(1)(5)(8)(11)(16)へ。

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2018年5月27日のニュース