【日本ダービー】福永祐一19度目挑戦で悲願V!大歓声に涙「初めての気分」

[ 2018年5月27日 16:03 ]

<日本ダービー>悲願のダービージョッキーとなり涙ぐむ福永騎手(撮影・森沢裕)
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 3歳牡馬クラシック第2戦「第85回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が27日、東京競馬10Rで行われ、福永祐一騎手騎乗の5番人気ワグネリアン(牡3=友道厩舎)が優勝。平成最後のダービーの舞台でG1初制覇を果たした。

 鞍上の福永はウイニングランで何度もガッツポーズ。19度目の挑戦で悲願を達成し、「何が何だか分からなかった。1着でゴールできたのは分かったので、ふわふわしていました。初めての気分です」と興奮気味。大歓声を浴びて涙を流し、「たくさんのお客さんが声援で迎えてくれたところがうれしかった」とほほえんだ。

 ダービーでは2着が2度。「キングヘイロー、1番人気で臨んだワールドエース、エピファネイアもそうですけど結果を残せなかった。もう勝てないんじゃないかなと思ったときもありました」と振り返り、「本当に初めての気分です。騎手として貴重な体験です」と声を震わせた。

 同じく名手として活躍した父・洋一氏(69)について話が及ぶと「良い報告ができると思います。福永家の悲願でしたから、本当に良かったです」と満面に笑みを浮かべていた。

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