【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２７日京都１０Ｒマイネルバールマンが最適距離の１４００メートルで激走

　土曜は東京競馬場のウイナーズサークルで昼休みに行われたダービー前日大予想会に出演。新たな試みとなる“独断と偏見と妄想のダービー格言”なるものを披露させていただいた。記者が考えたのは「ダービー馬は、皐月賞が終わった瞬間に分かる！」。正確には「瞬間に」と「分かる」の間に“ほぼ”を入れているが…。基本的には王道ローテの皐月賞で一番強い競馬をした馬がダービーの栄冠に最も近いが、皐月賞のレースレベルに疑問が残った場合は別路戦から優勝馬が出ると考えるのが記者のスタンス。今年は後者で、別路戦の大物ブラストワンピース◎でこん身の勝負だ。

　ダービー資金を増やすべく、当欄で取り上げるのは直前の京都１０Ｒ（ダービーは東京１１Ｒではなく１０Ｒなのでご注意）。近走内容から人気薄が必至な◎マイネルバールマンで好配当を狙う。最近５戦中３戦が二桁着順の大敗だが、いずれもダート戦。芝の２戦では人気を大幅に上回る着順で入線しており、３走前の阪急杯は７着ながらも優勝したダイアナヘイローとわずかに０秒２差。１分２０秒３の走破タイムも堂々たるものだった。現状では芝１４００メートルの距離がベスト。阪急杯より２キロ軽いハンデ５４キロで出走できるオープン特別なら、狙い目十分とみた。